スピリチュアリズムから見た里親制度 その1

  今回は、親に恵まれなかった子供たちを支援する制度のひとつ、里親制度について、スピリチュアリズムの視点から書いてみたいと思いますこの内容は、ボリュームがありすぎるので、改めて来月も記載させていただきます。

 
 私たち夫婦は児童相談所(以下児相と記載)で研修を受け、里親の登録をしています。ご縁があるかどうかは、子供のニーズで決まり、私たちから選ぶわけではありません。
主役は、不幸な境遇にある子供です


児相で子供に最適な里親を検討し、候補者に打診、面会を重ね、マッチングさせていくのです。里親を希望する人の動機は様々ですが、特に、養子縁組里親を希望する方の多くは、子供を希望していたが授からなかった夫婦が多いようです。


しかし、日本で養子縁組里親のニーズは少なく、(途上国では孤児が多く逆パターンですが、これについてはまた改めて。)それよりも養育(親は別にいて代わりに育てる)里親のほうが、ずっとニーズが高く、養育里親の登録も勧められます。そのときに、里親研修というものが必須です。他県で民間団体がやっているものもあるようで、またシステムは違うとは思います。


 親の病気・死亡・虐待等ざまな理由により子供は家庭から離され、一時保護、施設入所などの経緯をたどります。そのような子供を里子として迎え入れるとき、どんな課題が起こりうるのかなどの知識が、受け入れにあたって必要だからです。また里親には年齢制限があり、子供が成人するとき里親は65歳未満とのこと。


 私たちは結婚が遅かったので、年齢的に妊娠の可能性が低く、不妊治療を強く勧められました。しかし私はその気になれず、その時間やお金を、どうせなら里親になって、里子に使ってあげたいと考えました。私は、かつての仕事が児童関係だったため施設の子供たちの状況を知っており、里親についても少し知識がありました。


 不妊検査の帰り道、夫とその話をしていたら、突然目の前に里親募集のポスターを見つけ、二人で目を合わせました。その後夫や夫の両親にも、里親という選択に同意を得ました。特に義母は宗教をやっており、人の子を育てることは、徳を積むいいことだと応援してくれました。


 しかし、不妊治療を否定しているのではありません。一生懸命治療に専念し、何年もあきらめずに食事や運動などをしっかりやって、治療のストレスとも闘い努力を続けた結果、ようやく出産した人が身近にいます。その努力もまた、霊的成長のプロセスとなり、カルマ解消につながると思います。そうやって生まれてきた赤ちゃんを心から祝福します


 スピリチュアリズムでは、地上人生の目的が、「霊的成長」という一言で言い尽くされ、この霊的成長は、「利他愛の実践」と、「霊主肉従」が大前提となります。育児・教育は「利他愛の実践」の一つのパートだと捉えられているので、その対象が実子であってもそうでなくても、どちらでもよいことになります。
(続スピリチュアリズム入門 P240~参照 )

 
  
 もしもご縁があれば、いつか私たちも子どもたちを養育することで、利他愛の実践をさせていただきたいと思っています。


 愛とは魂の内奥でうごめく霊性の一部で、創造主たる神とのつながりを悟った時におのずから湧き出てくる魂の欲求です。最高の愛には一かけらの利己性もありません。すなわち、その欲求を満たそうとする活動に何一つ自分のためにという要素がありません。それが最高の人間的な愛です。
 
(シルバーバーチの霊訓3-200)
 

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