映画「チョコレートドーナツ」

 最近コミュニティーセンターで、気になるミニシアターを見つけました。ポスターに、「魂を震わす物語」とありましたが、まさにその通りでした。非常に深いメッセージの詰まった映画でした。今回はこの映画について書きます。


「チョコレートドーナツ」
 1970年代のアメリカで、ゲイのカップルがダウン症の子どもの親代わりとなり過ごした実話をもとに作られた映画。ミニシアター作品としては珍しく、トライベッカ、シアトル、サンダンスなど全米各地の映画祭で観客賞を多数受賞した感動作。「家族」とは何なのかを、あらためて私たちに問いかける。日本では2014年4月からの公開。

映画の舞台は1979年のカリフォルニア。
ダウン症のマルコは薬物依存症の母親に育児放棄される。母親から見捨てられた彼と一緒に暮らすべく、偏見の目や司法と闘ったゲイのカップル(ショーダンサーのルディと弁護士のポール)の姿が描かれている。
 
  


 ルディとポールは、無償の愛を注ぎ、自己犠牲を通し、マルコを懸命に育てていました。さらに、偏見や司法に対して、あきらめず何度も闘い、困難・苦難を乗り越えようと奮闘するその生き様に、誰もが胸を打たれます。実話をもとにしているという点も深みを増します。彼らの子育てや闘い(霊的人生)は、私たちのお手本です。
 

 この「チョコレートドーナツ」を見た時、皆が持っている霊性を(普段は隠れてしまっている)揺さぶられたのではないでしょうか。だから映画のポスターに、「魂を震わす」という言葉が使われたのだと思います。私たちは、本来皆霊的存在です。しかし普段それを自覚できている人は少ないのですが、自覚のない多くの人々の魂をも揺さぶるほど、素晴らしい(役者や音楽も!)映画だったのです。この映画が作られた背景には、霊界からの働きかけもあったのかもしれません。


 霊的視点からすれば、地上での短い人生の中の困難・苦難は、不幸ではありません。むしろ、霊的成長を促し、死後霊界に戻るときにはさらに素晴らしい世界が待っているという意味では、いいことなのです。つまり、地上生活の終わりは、本当の終わりではないのです。
 だから、きっと三人が亡くなったあと霊界で再会し、素敵な時間を再び過ごせることと確信しています。

  
 地上的視点からすれば悲劇としか思えないマルコの死は、多くの人々にこの素晴らしい映画を届けるきっかけとなりました。そして、地上の偏見、司法、家族についてなど、私たちに多くの問題提起をしました。世界が、少しづつ変わり始めています。


 同映画の試写会では、日本の里親制度の現状や、同性カップルが親になることについてパネルトークが行われ、弁護士や全国里親会副会長などから、「親のセクシュアリティに関係なく、愛情をもって子どもを育てられる家庭があれば、その家庭での子育てを支援すべきだ。世の中の偏見をなくしていき、法律や制度が整えられるべきだ」との意見が出されたそうです。 

アメリカはもちろんのこと、日本でもLGBT(レズビアン、ゲイ、バイ・セクシャル、トランスジェンダーの頭文字を取った総称であり、性的少数者を指す)が子育てをするケースはでてきました。課題はまだまだありますが、確実に世界はいい方向へ変わりつつあります。


 性同一性障害 性別変更後「母親」に 特別養子縁組認定 (東京新聞2014年4月2日)



(ヤフーニュース:同性愛者・性同一性障害の視点から「多様な家族、多様な子育て」を考える 
明智カイト より引用)
 
 


 


物的世界には自分を傷つけるもの、自分に影響を及ぼすものは何一つ存在しないことを魂が悟れば、真実、この世に克服できない困難は何一つありません。                (シルバーバーチの霊訓6-144)
 







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