エシカル消費とは

  エシカルとは「人・社会や地球のことを 考えた『倫理的に正しい』消費行動やライフスタ イルを指します。エコだけでなく、フェアトレー ド(社会的・経済的に立場の弱い生産者に対し、 公正な賃金や労働条件を保証した価格で商品を 購入すること)や社会貢献等も含んだ考え方」 と定義しています。(2009年当時から日本でエシカル 消費の実態調査を行っている、株式会社デルフィ スによる) 
 言い換えると、自分のため に「良いものをもっと安くたくさん欲しい」とい う利己的な消費ではなく、地球温暖化や生物多様性などの環境問題、高齢化や雇用、また途上国の貧困や児童労働などの社会的な課題に対し て、消費者が自分の消費を通じて解決していく アクションともいえます。
(国民生活 2016.10 第10回 エシカル消費とは何か より引用)

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  このエシカル消費には、スピリチュアリストの生き方に共通する部分が見受けられると思いました。
シルバーバーチの霊訓の中で、スピリチュアリストの生き方として繰り返し何度も説かれているのは、「人のために自分を役立てること」つまり利他愛の実践です。
 エシカルは主に消費に関して用いられていますが、利己的な消費ではなく、人・社会や地球のことを考えた利他愛からの消費という点で、共通しています。
 
 私は恥ずかしながら、スピリチュアリストとしてバーチと出会って何年も経つのですが、今まであまり意識してこなかったことがあります。それはどんな会社からものを購入するのか、についてです。

 実は食べ物に関しては、アレルギー体質だったこともあって、地元の新鮮なもの、有機農法で作られたものなどをかなり前から意識してきましたが、それ以外のものに関してはあまり関心を払っていませんでした。

 特に衣料品に関しては、頻繁に買うわけではありませんから、価格、品質、お気に入りのブランドやデザインなど、そんな視点からだけで長年購入していました。
 しかし、以下に書いている事故に関するHPが、その姿勢を変えるきっかけとなりました。


2013年4月24日、バングラデシュの首都・ダッカ近郊で
1,000人以上の犠牲者を出した、衣料品工場(ラナ・プラザ)の崩落事故が起きました。
この工場では、先進国の複数の大手ファッションメーカーが生産しており、
その安全管理が疑問視されていました。

安すぎる価格に疑問を持ち、誰がどこでどんなふうにつくったものなのか、
背景を知ろうとすることが「エシカル」への一歩です。
(ピープルツリーのHPより抜粋)

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オーガニックコットンとは
農薬を使わない土地でできた、つくる人にも大地にもやさしいコットンのこと。土中から農薬の影響を抜くため、「3年以上、無農薬の土地で」つくられたものだけが、そう呼ばれます。

収穫にも使われる農薬
 みなさんは、綿を収穫するのに大量の農薬が使われていることをご存知でしょうか? もともと綿の収穫は、葉や茎が自然に枯れるのを待って摘まれていました。しかし現在では、早く効率的に収穫するため、大量の薬品を散布して葉を落とす、ということが普通に行われています。

働く人への悪影響
こうした農薬を、生産者が素手で触ったり、素足で踏んだり、また散布時には直接皮膚に触れたりしているのです。その結果、ひどい皮膚病になったり、たくさんの奇形児が産まれたりという事態が生じました。生産者のみならず、大地にしみ込んだ農薬は地下水を汚染し、周囲の生活者へも影響していきます。

みんなが幸せになるには
これまで私たちは、できたモノさえ良ければ、その生産過程にまで目を向けることはありませんでした。綿の市場も、原産国の安い労働力を使い、先進諸国が大量に安価に買い付けることで成り立ってきました。でもこれからは、誰かの犠牲の上に成り立つような経済発展は望まれていません。
関わる人すべてが幸せに、そして豊かになっていけるように。生産者の健康はもちろん、フェアトレードという観点からも、生産者の暮らしを守っていくことが必要です。また環境汚染の観点からも、自然を守り安全な土壌を取り戻していくことは、私たち人類の未来に向けての使命でもあります。
(無印良品 くらしの良品研究所HPより一部抜粋)

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 これらの事実を知った後、私が購入する衣料品がオーガニックのものになったのは当然の流れです。そのころ、家のタオル類がすでに寿命を迎えずっと気になっていたので、これを機会に数を減らしてオーガニックコットンのものへ変えました。

 また、長年行きつけだった美容室は、遠方でしたが、とても素敵な髪形を毎回提供してくれるところでした。しかし、この頃はわざわざ遠くまで車で行くよりも、同じ程度のお金を使うのであれば、身近で頑張っている子育て中の美容師さんを応援しようと、思い切って美容室を変えました。

 私が愛用している筆箱は、第3世界の方が自立に向けて作成した商品(フェアトレード;シャプラニールの会)ですが、気がつけば20年以上使い続けています。私は本来、あまり物持ちのいいタイプではなかったのですが、これは大当たりでした。布製の袋に動物たちの刺繍が施され、いくつになっても転職をどれだけ繰り返しても、違和感なく使い続けられるデザインなのです。手作りのぬくもりもあります。今後は、このようにどんな人が、どのような思いでつくられたのか分かるものを吟味して購入していきたいと思います。

 シルバーバーチは「今日の地上世界で要請されている最も急を要する改革は何だとお考えでしょうか」という問いに対し、以下のように言われています。


・・・前略・・・しかし、その中でも一番急を要する改善は、わたしに言わせれば、数え切れないほどの人間を苦しめている無くもがなの貧困、悲惨、窮乏です。全体としては十分なものが用意されているのに、物的生活の基本的必需品にも事欠く人がいるということは間違ったことです。有り余るほど持っている者と不足している人たちとの間の隔差を修正すること、これこそが現在の地上の焦眉(しょうび)の急です。(霊性進化の道しるべ 208)

 ”持っている人が不足している人に分け与える。”当然のことですが、単純に施すだけということではなく、貧困から抜け出すため、彼らの生活基盤を整え、教育または職業訓練を受けて自立した生活を送ることが、本当の意味での貧困から抜ける方法です。単純に支援を与え続け彼らの労働意欲を失わせるのは、間違いです。そのため、持っている側の私たちが、どのような支援方法をとるのか、募金するとしたらどこへするのか、その募金はどんな使われ方をしているのか、今後はそこまで責任をもって見ていく必要が問われます。


人のために自分を役立てることは崇高なことです。人のために役立っていると思う時、私たちは心の奥に安らぎと静けさと満足感を覚えます。宇宙の絶対的な支配力への全幅の信頼、神へ向けて一歩また一歩と近づかんとする努力の支えとなる堅忍不抜さは、人のために尽くしている中でこそ得られるのです。
[シルバーバーチの霊訓10-26]

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